今日は埼玉県のお客様のご依頼で電気工事に伺いました。
内容としては、現在、単相二線式の30アンペア契約なのですが
単相三線式の50アンペアに切り替え、
分電盤交換、専用回路増設、幹線張替えとなります。
200Vのエアコンを新規設置するので専用コンセントも必要になります。
これが交換する前の分電盤になります。
今回積算電力計の交換も必要になりスマートメーターに切り替わるので
左側に付いている緑色のサービスブレーカーは、外しておきます。
二次側幹線の引込みはCV8sqケーブルに張り替えます。
事前に屋根裏に潜り、分電盤までのルートや引込み位置などの確認をし
それから開口して屋根裏にケーブルを引込みます。
一次側の幹線は電柱からの接続箇所まで配線しておきます。
ケーブルの支線金具などが劣化している場合が
あるのでその際は交換、もしくは新たに取り付けます。
屋根裏を通ったケーブルはケーブルサドルで固定して
分電盤まで下していきます。
ケーブルが通りづらかったりする場合は呼線↓などを使い工事を行います。
今回ご依頼頂いたお客様宅の屋根裏は物置部屋も兼ねており
広いスペースとなっていましたので工事がとても
スムーズに行うことが出来ました。
分電盤裏の開口穴から配線を取り出します。
既存の分電盤も比較的新しそうなのですが
単二専用なので交換になりました。
(ちなみに分電盤の寿命は平均13年程度と言われております。)
使用年数が長いお宅は異常が現れる前に交換をおすすめいたします。
交換するのはパナソニックの分電盤、
6回路付き予備2回路のものになります。
今回増設のコンセントを完成させて
分電盤の交換を終えたらテスターを使い電圧チェックをして完了です。
事前に東京電力に申請書を提出しておくことで供給までがスムーズです。
ご依頼ありがとうございました。
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